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忘れられない1週間。

とても大切な1週間になった。

 

先週はそうそう、日記を書くことをすっかりと忘れていた。

 

休みを丸々と使って準備にかけていた間借りティールーム。

 

これを行ったのが何よりもの大きい出来事の1週間だった。

 

金曜日は、家で隅々までチェックをしながら最終準備の作業。

途中で近所のカフェに行く時間を作れたのが、心に少しすき間をあけられたような気がして共てもよかった。

 

確かな美味しさと静かな空間、

そのカフェの何気ない存在感が、私のモチベーションを再確認させてくれた。

 

この日の夜は面白いくらい、眠りにつけなかった。

 

寝ようと思えば思うほど目が冴えて

普段、早朝に起きてしまうことはあるけれど

入眠できないことはまれだから、結構辛い時間だった。」

 

でも途中で!!

こんなふうに思えるのって、今日だけじゃん!!!?と衝撃的な発見をした。

緊張できることの恵み?みたいなものにぶわ〜っと気が付かされて

まあ眠れないことに変わりはなかったけれど、

そのことに気がつけて、心ものすごく軽くなった。

 

その眠いまま起きた朝。

でもこの朝が始まってしまうことが、1番の不安への解決の糸口だった。

 

何も始めず失敗だけを恐れていた夜。

 

行動を起こせる朝に突入できたことが気持ち良い。

 

 

 

この日はあっという間に終わった。

 

気がつけば、あの駅の2階から夕焼けの写真を撮っていた。

 

 

ここの間に起きたこと、味わった感情は一生忘れたくないものばかり。

 

4年越しに開催できたイートインの間借り。

0から場所探し。おかし作り、コンセプト作り。

 

新しい場所でお菓子を作る不安もあったけど

オーブンの使い勝手が非常に良く、作業を始めてすぐにその不安は解消できた。

 

助っ人のみほちゃんの力添えはどこまでも心強い、

一緒に働いたのは初めてだったけれど

私は彼女の凄さを知っている。

これは本当に、自慢、誇りに思うこと。

彼女に声をかけて手伝ってもらえたことは、今回のイベントを行うにあたって

1番の正解、最高の選択だった。

 

想定も相当だけど、思っている以上に素晴らしい働きぶりを見せてくれた彼女。

お花のチョイスも完璧!!

私のやりたいこと、心の中を一瞬で理解してくれた。

多分どの人にも彼女はできるんだと思うけど

23、4年重ねてきたもので、さらにそれが輝いていたのだと思う。

感謝だけではとても足りないほど、感謝をしている。

 

3部制でおこなったティールーム。

初めの回はバタバタで

お湯足りないわ、住所の告知に不備があるわ、

そのせいで遅れてしまったお客様がいるわ

思うように皆さんとお話しできないわ

 

思うようにいかないことがいっぱいあって

心が半分泣いていたけれど

 

それでも皆様がどこまでも優しくて。

昔の自分ならその状況にパニックに陥って泣いてしまっていたかと思うけど

それでも自然と笑顔で過ごしてしまっていて。

どれだけありがたいことなんだろう、、、と思った。

 

そして次の回への不安も抱えつつ第一部のお客様を送り出し、

その間に、なんと!!みほまま、わたしママ、二人がなんと手を差し伸べてくれた

 

皿洗いに次のジャム皿の準備、テーブルセット

おかげさまでわたしはお客さまへのご挨拶やお見送りをすることができた。

 

大好きな、普段のお店のお客様がいつかお手伝いさせてくださいね、

りささんと喋りたくてきている人だっているのだから。と。

あたたかくも、すごく重い気づきを与えてくれるお言葉をかけてくださった。

 

うん、本当にそう。

 

すごく反省した。

 

一人でできると思ってた。

 

自分が猛スピードで皿洗いすればなんとか繋げると思っていた。

 

でも、そうじゃないこともあるんだな、と。

 

誰かの力を借りながら、感謝の気持ちを伝えながら

自分がするべきことをできるように仕事を進めていく

 

このことの大事さに、今更気がついた。

 

自分の役割、存在意義、

偉そうに語れるわけじゃ一切ない。まだまだあまりに未熟すぎる。

でも、

そんな自分でも、

それを選んできてくれた方に対して、もっと向き合う時間を積極的に作るべき。

 

一人で働くのって不可能なこと。

(もちろん一人で店の営業することはあり得るかもしれないけど。でも絶対に人の手を借りることになる)

 

このことを知れて、

そして

それならどのような人と一緒に、どのようにして一緒に働いていくか

(ことみさんに、こんなオーナーだったら一緒に働きたいよな〜って言ってもらえた。嬉しい)

 

今からこれを練って考えていく必要性もあることに気がつけた。

 

 

母が、わたしに撮って大事な人たちに挨拶をしている光景を見て

あやかさんが「あったか〜い」と言ってくれていた。

 

うん。本当に、温かい空間だった。

 

お客さんにとってもそうであったらいいのだけれど

私にとっては、どこまでもどこまでも

温かくて愛に溢れていた。

感謝がどばどばに溢れていくような。あの場所のありがたさ、あたたかさ。。

 

 

おかげで無事に第2部に入れて、

すごく穏やかでスムーズな切り替えができた。

 

お茶入れもだいぶ落ち着いて、この回は本当にいい感じ。

この時間がずっと続けばいいのに、なんて想いに耽る瞬間もあったくらい。

 

お手伝いのみほちゃんにもスコーンを食べてもらえる時間を作れて、本当によかった・・・。

 

あの時その余裕はなかったけど、

振り返ると本当に、いい時間。大好きなみんなとそして新しく知る方もお越しくださっていた。

なんだかすごいこと。

 

もっとゆっくりお話ができれば・・・これは尽きない後悔だけれど

次に繋げていくことのできる課題なのだ。

 

 

AさんとMさんがお話しして盛り上がってくれていたことがなんだか

不思議で、そしてとても嬉しいことで。

 

つながり みたいな短絡的な言葉で表すのはあまり好きではないけれど

でも、本当にそれを感じられた。

我ながら、どの時間帯もテーブル配置のセンス?がよかった。

 

 

そして第3部。

大好きな人たちばかりで、最後の時間帯で気張ることもなく。

(第2部の時にもママずきてくれました。気張らず済んだのは二人とみほちゃんのおかげでしかありません)

 

ああもう。うれしい、うれし!!

 

嬉しいことはたくさんあったけど

大好きなお菓子を作るまりこさんの口から「美味しい」の言葉をいただけたことが

本当に嬉しかった・・・!!

しかも、わからないけど

なんとなく、本当にそう思ってくれている表情というか。

それが伝わってきて本当に嬉しかった。

 

しずかさんも今まで一番美味しいなんていう奇跡のような言葉をかけてくれた。

 

そして、しずかさんがこの日きてくれたことは本当に大きな意味のあること。

 

みんなに自慢しながら着けて過ごしていたエプロンとシャツは

彼女が作ってくれたもの。

あの時の言葉いつまでも忘れたくない。

 

私の構想をお伝えしていて作ってくれたエプロン。

 

「使っても、使われなくても、

2022年のあの時に、ああいう気持ちを抱いていた、それが残れば嬉しい」、

というような言葉をかけてくれたんだったな。

8 - ひつじとオリーブ

 

その気持ちがどこまでも嬉しかったし、

そして、使わないなんて選択肢はもちろんなくて

それでも、こうしていろんな奇跡が重なって

仕事としてこのエプロンを身につけてお店に立てたことが

嬉しくて誇らしくて、その姿でしずかさんを迎えられたことがとっても幸せだった。

 

自慢のしずかさん、そして自慢のまりこさんがお隣に座って

お二人がお話していることもまた嬉しいし

 

大好きなニコライガールズに

まおちゃんカップルに

始めましても方もいらした時間帯。

 

回を重ねてなんとか落ち着いて準備やサーブができて

感慨に耽る余裕はなかったけど

それでもここまでやってこられたことへの達成感はすごく大きく感じられた。

 

 

そして最後。

かすくりが掃除を手伝ってくれた涙涙

 

そしてみほちゃんも本当にクローズ作業流石のはやさ。

 

私の強引なプランも、なんとか現実的にうまく運び。

皆のおかげ、としかもう言えない

無事に終了ができた、幸せなあの時間。

 

 

最後の最後、あれはあれでいいかな?

これはこれでいいかな?

細かいことが不安になり始めてしまったけど

ちょっともやっとは残りつつ、どうにもそれは解決はできないから

カフェを後にした。

(無事にレビューや完了報告をいただいて、問題がなかったことを確認。ほっ)

 

本当にいい場所だった。

お天気が良かったから光が程よく差し込むし

カウンターの雰囲気もよし

 

みんなが、いい場所だね〜かわいいね〜と言ってくれた。

嬉しかった!!!

 

 

でも、

やっぱり自分の場所を持ちたい思いも同時に生まれた。

何より搬入が大変。

そして食器も全て自分で選べたら、さいこう

 

そんなことも思いつつ同時に感じたのは

間借りをやっていく、これもあり、ということ。

満足感、達成感はとっても大きいもので

必ずしも自分の店という物理的な所有物がなくても

自分でやったんだ!という思いを持てている、満足している。

 

もしかしたら、例えば子どもを産んで小さいうちはこの方法もありなのかも、

というやってみるまでは絶対に気がつけなかったことに気がついた。

 

うんうん、とにかく。とにかく

一歩を踏み出して良かった。

 

イギリス旅行に続いて、

この経験をくれた赤ちゃんたちの魂にまたまた感謝をしなくちゃね。

なんて親孝行な3人たちなのかしら。本当にありがとう。

そしてこの機会を許してくれて応援してくれた主人や職場の皆さんにも

心からの感謝と、その気持ちを行動で恩返しをしていきたい。

 

 

 

それが終わった日曜日、

体は恐ろしいほど疲れていたけれど

仕事も穏やかで楽しくて、いつもよりたくさん働いてしまった。

でもそれが、楽しくて幸せだった。

 

終わった後はメキシカンで打ち上げ!

^^

 

先週までいろんな感情ぐるぐるだったけど

でもやっぱり私は今選んできた選択を、それを正しかった、にしていきたい!

ちょっとよぎった邪念は、ただの逃げでしかなくて。

 

人生はやっぱりじぶんでつくっていくもの。

 

自分の気持ちを変えること、整えることから始めていかないとね。

 

 

 

 

雪が降った月曜日

 

家で一日ぬくぬく過ごした。

 

温かくて

 

鳥を見に出かけたり

暖炉のYoutubeつけたり

うたた寝したり

 

夕方に主人と時間を過ごせることは稀だから

この天候のおかげで、いい時間を送れた。

 

午前のうちに龍の神社に伺えたことも、とても意味がありげで。

5つの龍に感謝を込めて。これからの宣言もさせていただいた。

 

金の龍から放たれる磁力?みたいなものがとても強くて

不思議な体験。

 

大吉の御神籤を引いて

うんうん、納得いくことばかり。

 

2024年、やっと始まる!!!!!!

琴美先生ともお話したけど本当に良いスタート。楽しくなっていく!!

 

ワクワク

 

謙虚さと、感謝は絶対に忘れずにね。