2

 

 

一年のはじまりがこんなに穏やかで温かくて幸せなのは、もしかして初めてかもしれない。

 

思い返せば年末年始は失恋をしたり、忙しい思いをしたり、心がばたばたとしていることが多かった。

28歳の年始は記録に残すべきおだやかな生活をしていると思う。

(1/1.2は少し大変だったけれど…。)

 

1月4日に出発をしてチューリヒ経由でロンドンにやってきた。

スイスのエアラインはとても快適だった。

自分を思いっきり甘やかすための旅だから、課金をして足をたっぷり伸ばせる座席を選んだ。

通路側だから、誰にも何も気を遣う必要のないところ。

 

気のせいかもしれないけれど、スイスの人たちは穏やか、物静かで、においもきつくない(!)

しかも嬉しかったのは、機内のお手洗いにハーブミストみたいなものも置いてあって、お手洗いに行くたびに何度も使って心も体もリフレッシュできていた。

 

今はロシア上空を通らないから遠回りの航路のはずだけれど、今まで体験したロングフライトの中で1番快適だった。

頭が痛くならないことはこれまでなかった気がするけれど、

今回は体の不調もなく、不安感もなく、大袈裟なことを言わなくてもなんのストレスも感じずにフライトを終えられた。

気づけば着陸まで残り50分、なんてことになっていて、自分でも驚くほどのものだった。

(梨木さんの本、リトルマーメイド、宮沢賢治の映画、マイエレメントを途中まで…)

 

チューリヒの空港はとにかくクールだった。

デザインに無駄がなく、無機質で、でも寒い・冷たい感じのしないというか。

これまたありがたかったのはトイレがとにかくきれい。海外特有の香料くささ一切ゼロ。

物価は高いのは承知の上、この国は暮らしやすいんじゃないかと勝手に思ったり。

 

 

チューリヒからのロンドン便…

急にがやがやになった。

着陸のときには、イギリス人の中学生くらいの子どもたちがおおはしゃぎ。たいしたことのないランディングの揺れに「スイス人はワイルドだ!」みたいなことを言って騒いでいて、着陸時には大拍手。

着陸時の拍手は好きだけど、このときはなーんか違ったな…というかんじ。

ま、そんなのさておき、とにかく宿に行かせてくれよ、という気分だった。

 

今回は夜遅くに着く便だったので、

ヒースロー近くのホテルをとった。

これが正解だった。

タクシー乗って…なんてことも考えたけど、空港と直結したホテル。

部屋のクオリティの割に少し高かったのはわかっているけれど、

安全さ、

安心さ、無駄のなさ…

間違いのない選択だった。

(ただ、ホテルに行くための地下道が浸水で閉鎖されていて遠回りになったのはむかついた!!)

 

あぁここまでですでに長い旅行記。。

 

その日はすぐに寝て、朝はゆっくり起きて、機内で食べなかった米粉パンを食べる。

 

窓のない部屋だけど

気持ちよく目覚めて、ただの紅茶の美味しさにより目が覚めた!(ほんとに!やっぱり水の違いね。美味しかった…)

 

そこからキングスクロス、ニュワークへのたび。

なんだろう、この不思議な感覚。

 

今回5年ぶりの渡英でとても楽しみにしていたし、到着したら大興奮するんだろうなと思っていた。

 

でも、イギリスの街並みをみてもあれれ…

なんというか心が踊らない。

もちろん到着して嬉しいし楽しいんだけれども

 

なんというか、ここにいることがそんなに特別じゃないというか、なじんでいるというか。

あ、帰ってきたな〜というとても平らかな、穏やかな、そんな気持ちだった。

 

 

でも、広大なみどり、

のんびりしたひつじ、

さすがにその光景には心が躍って

やっと帰ってきたーーーの気持ちが湧いてきた。

 

 

ニュワークに到着後、すぐにこじとジェイと合流できた!ほっ!

ここまでくれば5日間は不安がないね…

 

 

2人との毎日はとってもpreciousでheartwarmingだった。

本当にさいこう!

 

5日 リンカンのまち、ティールーム

6日 鳥の餌やり近所の散歩、tealby ひつじのおか wolds

7日 アンドリューとエリザベス

8日 ヨーク!街中とアウトレット

9日 ナショナルトラストの公園 ニュワークのまち。ティールーム行けなかった。

 

チケットトゥライドとホースライディングのボードゲームの毎日

 

こじのおいしいごはん

ジェームズのプラムブレッドの紹介

みんなで焼いたオレンジケーキ

 

 

箇条書きでひとまずこんなもん。

 

 

 

1/17 追記

 

ここまで書いてそのままにしてしまっていた・・・

次の日記にイギリス総まとめしよう