37

 

 

おとといくらいから気持ちがとても軽くなったような気がしている。

旅行から帰ってきてすぐは自己嫌悪に苛まれていて辛い日々だったけど

どこかで急にスッと楽になった。

 

日々の楽しさが見つけられるようになったし、

自分がどんな自分でありたいかを見つめられるようになったから。

 

 

今週に入って、どうしても「去年の今頃」を思い出してしまう。

去年の今頃は何をどうやっても悲しくて辛くて仕方なかったから

(今日記を読み返してとても悲しい気持ちになった…)

多分心のどこかに蓋をして

楽しいも悲しいもどんな感情も

感じないように制御していた。

感情というものにコントロールをかけて

心を無にしようと試みていたのだと思う。

 

だからこそ思う。

9月ってこんなに綺麗だったっけ、と。

風の美しさや夕焼け雲の光。

いい香りのする空気と咲き始めた揺れるコスモスの花。

毎日がとても綺麗。

 

9月の美しさを享受している。

 

とわざわざ実感しながら生きていること、ただそれだけが幸せで楽しい。

 

美しい時期はたくさんあるけれど

一年のうちの最も美しい時期を去年は味わわずに終えてしまったのだと

今になって、こんな時期だったんだと冷静に思い返すことができる。

 

 

日々の中で

やっぱり仕事をしている時間がとても楽しい。

毎日胸がきらきらかんじられる。

子どもたちが可愛くて大好きでたまらない。

 

琴美先生とも話してまたすっきりした気持ちになれた(この日がポジティブに傾いた境界線だったかな)

休みの日も一人で殻にこもって落ち込んでしまうことが多かったから

できるだけ、自転車に乗るように、外の空気に触れるようにしただけでも

気持ちが前向きになった。

大きな公園が近くにある今の住環境で本当に良かったと思う。

 

そしてここ最近で一番楽しくて大切だと感じたのは

かすみんと二人で1日ゆっくり過ごせたこと。

友達と美術館に行くというなかなか果たせなかった小さな目標をやっと叶えられて

その後はそのままうちに来てもらって

この日はトータルで7時間くらい?ずっと話していたんだ。

ここのところ私は、人と会う時になかなか本音全開になることができなくて。

そんな自分に嫌気がさしていたり。

子どもができないことばっかりを話して、相手に言葉を選ばせてしまったりとか。

それが自分の1番の悩みの種なんだけど

それに囚われている自分が嫌いな自分でいたくなくて。

でもかすみんといると呑気で愉快な話もかすみんのおめでたい話も素直に心から楽しめて。

ここから向き合うであろうキャリアや人生設計の話も

私の悩みも、悩みが悩みになっているというそこまで踏み込んだ話も、

何も隠さずに話すことができて

心がとてもとてもとても軽くなった。

 

いつもいつも思うことだけど

こんなに大切だと思える友達に出会えて本当に良かった。

ありがとう。。

もうこれだけで自分の人生十分じゃない!と思えるような1日だった。

 

今日もなかなかいい日だった。

ばたばただけど

午前は大切な元同僚とブランチして

急いで帰ってきて午後は仕事に行って

間の時間を縫って夕ご飯を作って

そしてまた家で仕事をして・・・

 

でもこういう日々が楽しいんだよね。

 

大切にしたいものが日々明確になるし

整理したいものも目に見えてくる。

 

 

後どうでもいいけれど

たこ氏の好きなところ一つあげると

「どこに行く時にもきちんとはんかちを持っていくこと」

 

これって当たり前?

なんか洗濯物を干している時にふとそんなことが愛おしくなった朝だった。

 

 

嬉しいことだね、幸せな人生だね。

 

 

去年の私にありがとう、

きっと辛かったのに、乗り越えてくれて。

終わりにしないでくれて、ありがとう。